お小遣いを通してお金のことやおうちのことを学ぶ「お仕事制度」を実施してみた体験談3回目です。
お仕事制度を実施してみると、いい変化もいっぱいありましたが、気になったこともありました。
追加で決めなきゃいけないことを、週末に夕食を食べながら話し合いました
お仕事・お給料とお小遣いの使い道
小学3年生長男と小学1年生長女のお仕事とお給料、その行き先はこちら↓
長男は無駄遣いしない派
お仕事は長女と比べてマイペース。ただし、支出も抑えて、貯金を増やす方針
週末、財布の残高を300円にしたいと言って、貯金に振り替えていました
長女はたくさん稼いで使おう派
お仕事たくさん頑張って、使えるお金は使う方針です
使った内容は、学校用品373円、お菓子等の好きなものに251円でした
こどもの性格の違いでしょうか。このような結果になったのはなかなか興味深いです
兄の方がやれることも、気が付くことも多く、妹よりもたくさんのお仕事をすることになるのではないかと予想していたのですが、妹よりも少なくなった理由は後述しますね
気付いた3つの問題点・要改善事項への対策
いいことが多いお仕事制度ですが、やっていると気付くことがやっぱりあります
こどもたちとどうしたらいいのかお話しました
問題点1 お仕事以外の自分のことをしたり、ちょっとしたお願いを聞いてくれない
お仕事にならないような、ほんのちょっとした家事や、赤ちゃんのお世話とか、ちょっと嫌そうなそぶりを見せてきました
対策として、ルールを1つ追加しました。
お仕事をしても、お片付けや明日の準備とか自分のことができてなかったら、ノーカウント
自分のことがちゃんとできたらカウントすることにしました。
また、他の人がおうちのことをしている時は、知らんぷりして遊ぶのではなく、できるだけ自分のことやお仕事等のできることをやってほしいと伝えました
学校の掃除の時間にふざけて遊んでいる人がいると嫌に気分になるし、楽しみにしていた授業の時間が短くなっちゃったりするでしょうと、例えるとわかりやすかったみたい
ママがお料理も片付けも掃除も全部するのを当たり前と思ってたら、将来困ることになりますもんね
問題点2 お仕事の取り合い
早い者勝ちで運用していたのですが、どちらがやるのかでケンカが増えてしまいました…
簡単なお仕事は自分がしたい!って取り合いになり、
分担できるお仕事は、一緒にやるとお給料半分ずつとしてみたのですが、それも気に入らないようです
当番制も提案したのですが、やる気になるのを待てない時もありますし、やる気ない時はどうするのってルールが複雑になりそうなので、これは保留に。
結局、早い者勝ちで継続となりました
問題点3 困った… 時間があればゲームばかりの長男
時間の使い方も自分で決めさせてみようと考えて、
お仕事制度の導入と同時にゲームの時間の制限を解除してみましたが
これは失敗でした! まだ早かった…
- 家族に隠れてこっそりと暗い部屋でゲームしていたり
- コントローラーのカバーが外れても、それを探すことなくゲームし続けてしまったり
- ゲーム以外のことへのやる気がなくなった
遊び惚けているとお金が必要になった時に足りなくなることを思い知ってほしかったのですが、そうもいきませんでした
ゲームからでもいろいろな経験ができるとおもいます
物語を楽しんだり、反射神経を鍛えたり、何かの知識を得たりするのはできますよね
なので、ゲームすることを否定するつもりはありません
しかしながら、小学生のうちはゲーム以外にもいろんなことを体験して、いろんな能力を伸ばして欲しい
家では本をたくさん読んだり、興味持ったことを調べたり、質問してみたり…
決して、横スクロールアクション(スーパーマリオ)の達人に上手になったり、レースゲーム(マリオカート)のタイムを上げることに心血を注ぐとかは望んでいないのです
そして、ゲームしていると妹達もそれを見ちゃって、ボーとしていることが多くなります
正直言って、かなり頭の痛い問題。
まずは、1日1時間ルール。ルールを破ったら高額罰金を約束して様子見てみることにしたけど、どうなるものやら…
要検討事項 学校のテスト頑張ったらお小遣いあげる? 追加報酬の可否
学校のテストで満点取ったなどの頑張りに対してお小遣いをあげるご家庭は多いのかな?
私と夫の家庭ではそんな制度はなく、満点とったらお小遣いをもらえるおうちが羨ましかったものです
こんなインセンティブなんてなくても、当たり前に学習し、全力のアウトプットをするものだと考えているので、今回は保留。
通知表の結果次第で特別報酬くらいが落としどころかな?
まぁ、これについても今後の検討課題にしています
まとめ お仕事制度の追加事項
いかがでしたでしょうか
まだまだ課題は残っていますが、これからどうなるのかは、また次回!
よろしくお願いいたします