こどものお小遣いを通して、お金の稼ぎ方、貯め方、使い方、家事のやり方を学んでもらう「お仕事制度」を取り入れてみた体験談の4話目です
今回の話題は、課題として浮き彫りになってしまった小学3年生長男とゲームの話と、長男&小学1年生長女の放課後の過ごし方の大転換についてです
現代っ子には娯楽としても、友達とのコミュニケーションの手段としても、重要な位置を占めるゲームですが、
親から見たら、視力の低下をはじめ、勉強や読書等のゲーム以外の経験不足等、ゲームとの付き合い方については、いろいろと考えてあげないといけません
ちなみに、小学3年生長男に、「自由にゲーム使っていいよ」って実験してみたら、見事にゲームばっかりする子でした……
前回の要検討事項の振り返り
前回の要検討事項は2つ
- ゲームの扱い
- 学校での頑張りに対する追加報酬
これらについて、経過報告
ゲームの扱いについて
1日1時間ルールにすることにしましたが、
結局、ゲーム・テレビ・動画禁止令が発動しました
「ゲームしたい」といわれたら、
「ゲーム以外のことをして過ごす練習をしなさい」と返すことになりました
ゲーム禁止と一気に厳しくした理由は…
一言でいうと、夫の意見によるものです
一定期間禁止にすることで、荒療治してしまいたいとの思いから。
私の感想は、「まぁ、なんて優しいこと!」でした
え!と思う方もいるかもしれませんが、
私は『お金足りなくなったり、妹よりも自由になるお金が少なくなったりして、困ってしまえ! それから反省すればいい』 と考えていたので、
それと比べると、優しいですよね~
って意味です
ゲーム禁止のきっかけは…
長男の普段の生活の端々に見受けられるだらしないところが、夫の怒りの臨界点に達したからです。
例えば、
- ゲームのコントローラーのぐりぐりのカバーが取れたのに、カバー取れたままで探しもせずに遊び続けていたこと(カバーはベッドの下に転がり込んでいた…)
- ゲーム機をベッドの上に放り投げるように置いた
- 学校から借りているタブレット端末をケースに入れずにランドセルに直接いれたりしていた
「壊れやすい・高価・借り物」なのにこの扱いはない!!
「仮に自分のゲーム機を友達が他の友達に渡すときに放り投げて渡したら、ちゃんとキャッチして無事やったとしても、嫌やろが!」
とお説教しましたよ。もぅ…
この他にも、小3長男には課題がありました
- 自分の考えや意見をわかりやすく伝えることが苦手で、何を言っているのかわかりにくい
(彼の言いたいことは、優しい心で察してあげればわかりますが、察してもらわなくてもわかる話し方を身につけて欲しい!) - ものごとの優先順位を正しくつけて、それを実行することができていない
(これができていればゲームばっかりやるな!と怒られることはなかったはずです) - とにかくずぼらで手を抜きたがる。
(例えば、連絡帳の字が薄く、崩れすぎていて他人に読ませるものになっていない等)
思い切ってゲーム禁止とすることにしたのです
そして、ゲーム禁止となった結果、
小学3年生長男は、ゲームができないならば代わりにお仕事することにしたようです
長男のお給料は590円と過去最高額になりました!
(なお、過去のお給料額は前回記載の通り、330円、495円、295円)
これまで興味を示さなかったお料理をやってみると言ってきたりして、ちょっとびっくりしました
学校での頑張りについて
学校での頑張りに対する追加報酬の案はこんな感じ
- テスト提出で1枚1円
- 満点なら1回10円
- 学期末の通知表でよくできました1つ50円
テスト提出に報酬を付けた狙いは2つ
- テストの内容を確認してあげて、こどもの得意と苦手を把握するため
- これまでこちらが見せてと言わないと出さない連絡帳・手紙・テストを自分から見せてくるようにするため
この試みはどうなることでしょう
我が家の放課後にさらなる変化! 学童休会!?
お仕事制度を開始して、家事を少しは任せられるようになってきたかなと思いだした頃
習い事や用事がない日は、学童に通い、17時過ぎに帰宅する小学生2人組ですが、
「学童に行かずに家に帰ってきてお仕事したい」というので、
お試しで11月は休会してみることにしました
休会中に、家事のやり方をいろいろ教えて、私がいなくてもひと通りのことができるようになれば、仕事に復帰した後も楽ではないかと思い至り、実施してみることに
- 子供たちは、お仕事増えて、お小遣い増えて、家事も身について、ラッキー
- 親は、子供たちに家事を覚えてもらえて楽になる、学童代が不要になってメリットあり
WinWinの関係になれる可能性があります!
こんな発想がでてきたのは、お仕事制度を実施し始めたからです。
影響がおおきくて、自分でも驚いています
学童のない生活のルールを決めよう!
放課後に学童に行かない場合、小学生が家にいる時間が、これまでよりも圧倒的に増えます。
ルールもなしに家で自由にさせると、結局はゲーム・テレビばかりになってしまうのではないか?
職場復帰後に、私一人が帰宅後に家事すべてをすることは大変すぎるし、こどもたちにはある程度自分たちだけで家事ができるようになってもらいたい。
そこで、放課後のルールを決めました。
- 宿題は帰ってきたらすぐにすること
- 遊んだり、お仕事するのは宿題と片付けができてから
最初はこんなもんかな?
まとめ
小学3年生長男は、ゲーム・テレビ・動画を禁止することで、ようやく他のことをするようになりました
彼がお仕事として家事をするという選択をしてくれたことがありがたい!
学校の頑張りは、テストの提出・テスト満点・通知表の結果で評価することにしました
親が子の成績をモニタリングしやすくなる&提出する習慣を付けるという狙いもあり
小学生2人は11月からは放課後、すぐに帰宅してきます
放課後の時間の使い方を身に着けてもらうこと、ある程度家事ができるようになることを目標に、
親子で頑張りたいです
次回もお楽しみに~
楽しみにしてくれている人がいるといいな~